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2023年6月 7日 (水)

梅バトル2023・梅の値段安すぎて…梅雨

梅バトル継続中です。

5月下旬~6月入った頃から、

梅の実が樹上で完熟し、
落ち始めます。


和歌山県の田辺市・みなべ町の紀州南高梅では、
その完熟して落ちた実を拾って、

収穫作業とし、
梅干しの漬け込みに使っています。




梅酒などに使う青梅(緑色の梅)は、

木に付いている緑色の梅を
手で取っていくので、

また手間がかかり値段が高いのですけども。



梅干し用の

完熟した梅が落ちる時季に合わせて、

塩漬けのタルの準備をしたり、


その落ちた梅を買い取るための、
市場や、野買い(落ちた梅を買う業者)が、

動き出します。




その梅の落ち始める先週末のタイミングで、

台風がやってきて、

梅の実が振り落とされ、

枝や葉っぱも振り落とされました。




もともとポツポツと生理落果で落ちていて放置していた
捨てるような梅に、

台風で落ちた梅も一緒になって、
むちゃくちゃな状況。



上にまだ使える
台風で落ちた梅があって、

その下には数日間放置された
ドロドロに腐ってくてる梅。




雨と暑い気温に影響されてか、

完熟が進んだ梅も例年より早く沢山落ちて、

余計に混ざってしまいました。




僕の行っている畑で考えると、

去年よりも7~10日ほど、

早く沢山落ちてる感じです。


 



そして、
本当に痛いのは、

去年の梅のハケが悪かったことが影響してか、

どこかの大手メーカーの
悪影響だか分からんですが、



収穫した梅の値段が
バカみたいに安いんです。




全国ニュースでも、

和歌山のローカル新聞でも、
ちゃんと取り上げられてないですが、



通常1kgあたり120円~200円ぐらいになる

落ち梅の値段が

40~60円ぐらいの
買取り価格で開始されました。





去年の塩漬けの梅が

ハケなくて残っているにせよ、

1/3~1/4の値段というのは、むちゃくちゃです。





どこかの誰かが口裏あわせをして、

この値段を決めているのか?とも思ってしまうのですが、

あまりに安すぎる。



1年に1回しか、
収入がない梅農家さんにとって、

給料が1/3~1/4になるってのは、

どのぐらい影響があるかは、
容易に想像出来ます。



梅の木さえあれば、

収穫してお金になるわけではなくて、



肥料・薬剤・ガソリン代・人件費など、

かなりの労力とコストが掛かった末の

収穫ですので。




大赤字ですよ。

蓄えがなければ、
潰れる農家さんも沢山出そうな感じがします。



自分の収穫した梅を

塩漬けにして、干して、
年間通して、
梅干しメーカーや中間にいるバイヤーに売る農家さんも

多いのですが、

それでもかなりの安値になるでしょう。





梅干しがもっと売れたら、
全体の状況は良くなるのでしょうが、


ご飯の定番お供であった梅干しは、

主にお年寄りの嗜好品ぐらいになりつつあります。



 


さてさてどうすれば

良くなるのでしょうか。


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