普段使いも出来て、車中泊でも使える車「ボンゴ」という選択・後編
いかにもなキャンピングカーである
「キャブコン」は諦め、
普段使いも出来る「バンコン」で
車中泊も出来る車を探す後編です。
前編リンク
ディーゼル車(軽油)も
DPFが普段使い・ちょい乗りで壊れ易いという問題に
ぶつかり、
燃費はあきらめ、
やはりガソリン車で探します。
僕の欲しいハイエースで考えると、
4WDでの市街地走行で、
ディーゼル 8.9km/L
ガソリン 6.2km/L
と、だんぜんディーゼルのほうが、
燃費良かったんですけどもね。
にしても、燃費悪いわ。
軽箱バンのアトレーの方が
実質13km/Lぐらい走ってますけどもね。
車体がデカくて、
パワーも上がると燃費は悪くなるのは
しょうがないのですが、
技術は向上していても、
最新のハイエースが
18年落ちのアトレーより燃費悪いというのも、
変な感じがしてしまいます。
余談ですけども。
で、こんどは
ハイエースのガソリン車で探したら、
またしても問題発生。
ワイドボディしかないやんけ。
正確には、
条件がありまして、
4WD・ガソリン車にしたら
ワイドしかない。
それもオートマばかりで、
マニュアルは無い。
マニュアルを諦めても、
ワイドボディしかない。
ワイドとは・・・?なんですが、
車の幅が
通常1695mmに対して、
ワイド1880mmです。
これまでのアトレーワゴンが
1475mmなのに比べて、
そうとう車幅が大きくなります。
まぁ、言うても、
実感が沸かないので、
実際にワイドボディのハイエース見に行きましたよ。
僕には運転無理です。
特に梅の収穫に関わる仕事で、
道が車一台ギリギリで、
踏み外せば落ちるような場所を走る可能性があるので、
そんな場所にこのワイド1880cmで
入る勇気も腕もないと確信しました。
もうアカン。
・・・手詰まりで王手されてるぐらいの感じ。
調べるたびに問題を見つけて、
ハイエースもキャラバンも、
ボンゴブローニィも無理やろ・・・となりました。
僕の欲しい条件・使い方からすると、
手詰まりなんです。
もうひと回り小さい車体で
探すしかないよね・・・と、
ライトエース・タウンエースと調べていたら、
ここでやっと登場。
救世主「ボンゴ」ですYO。
そのすべてを満たしつつ、
税金の安い4ナンバーの小型貨物車。
年式が古くなくて、
走行距離少なくとも、値段も手頃。
いやいや、それで、
結局、荷室が狭くて、
車中泊するのに軽箱のアトレーと
大差なかったら意味ねぇでしょ…と調べますと、
荷室長
アトレーワゴン ハイエース ボンゴ
1850mm 3000mm 2260mm
荷室幅
アトレーワゴン ハイエース ボンゴ
1310mm 1520mm 1480mm
荷室高
アトレーワゴン ハイエース ボンゴ
1315mm 1320mm 1345mm
型式によって違うようですが、
アトレーワゴン ハイルーフ
ハイエース スーパーGL・標準ルーフ
ボンゴバン 低床
のネット情報での比較の数値です。
まず、室内長で言えば、
僕の身長が174cmですので、
2m(2000mm)を超えれば、
まず余裕を持った車中泊スペースを
運転席を前に倒さずとも確保出来ます。
いままでのアトレーでは、
1740mmでして、
前座席を倒さないと
足を倒して寝れなかったので、
これを改善したかったのですわ。
(上の比較の数値よりも短い荷室長でした。)
次に荷室幅なんですが、
1300mmで車中泊すると、
2人で泊まって、
寝返り打ったらぶつかること多いんですよね。
もう+100mmでもあれば、
ちょっとマシだろうなぁーというぐらい。
荷室高は、
いまのアトレーワゴンハイルーフで、
床下収納上に座って、
頭付く、擦れるので嫌な感じですので、
あと数10mmあれば、
なんとか快適になる感じです。
ハイエースの方が、
全体的に広いし、
ハイルーフ選べば、
もっと荷室高は格段に良くなる。
でも、その選択肢は
使い方からすると、問題だらけ。
ボンゴならば、
使い方の条件を満たしつつ、
荷室の広さもアトレーよりも
上がるのは間違いない。
実際に、
床下収納の高さを、
アトレーと同じ34cmで組んだ写真がコチラですが、
頭はまったく天井に付かなくなり、
横幅も長さも格段に広くなりました。
寸法で比較して調べて
想像してたよりも、
ずっと広くてビックリしました。
仕事の合間に、
タバコ休憩で、ボンゴで過ごしてますが、
むちゃくちゃ快適になりました。
ビーズクッション置いて、
くつろいでます。
燃費としてましては、
アトレーワゴン ハイエース ボンゴ
13-15km/L 6.2-11km/L 10-11km/L
ぐらいとなりまして、
ボンゴは軽箱のアトレーよりも劣るけども、
ハイエースよりは燃費が良いという事になるようです。
小回り半径が
アトレーワゴン ハイエース ボンゴ
4.2m 5.2m 4.3m
と、ボンゴがアトレーばりに
小回り効くというのも、
山道を走ることを考えると、
かなりの需要な点です。
という訳で、
思いがけず「ボンゴ」しかないわぁーと、
購入する流れとなりました。
実際に使った感じとしては、
2人の車中泊旅行なら
十分に快適になりまして、
ハイエースよりは一回り狭くなるけども、
4WDが必要になる悪路でも運転しやすい、
僕にとっての好条件の車選びとなりました。
燃費からしても、
普段使いするなら、10km/Lぐらいは欲しかったので、
ガソリン車でもそんなに悪くないです。
車で数ヶ月暮らすような
バンライフには狭いかも知れないですが、
数日~1週間程度の
車中泊旅行なら必要十分ですし、
必要最低限の車中泊で考えると、
まさにうってつけだと思いました。
最新型のボンゴはまた、
ダイハツ・トヨタのOEMとなるので、
全体的に違うようなのですが、
2020年までの
30年間もフルモデルチェンジされなかった
マツダのボンゴには、
それなりに良い理由がある訳です。
これにて僕は、
アトレー乗りから
ボンゴマンになりました。
初代ガンダムに出てくるジムのような、
なんとも愛らしい顔つきも気に入っています。
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※釣りをする際は堤防でも磯でも、
必ずライフジャケットを着用して欲しいです
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