2022年ラスト夜釣りモンハン釣行・星を見る後編
モゾモゾすれど、針がかりしない状態が続き、
それも何だか、ただの餌取りとは違う感じ。
釣れたのはオジサン。
やはり、思い違いだったんかな?とも思ったけども、
そのあとも何だか怪しい。
狙っているポイントはやはり
左手のサラシの切れ目のポイント。
とは、言いつつも、
実際は、波がだんだん強くなって来ていて、
サラシの切れ目となる場所は、
もっと右側へ行ったり、
沖へ出たりすることも多い。
スゥーーー
浮きがゆっくり沈んだので、
竿尻を股間近くにあてて、すぐに合わせられるジュニアで待つ。
もっと沈んでいって、
浮きは見えなくなった。
今やろ。合わせ。
スカっ
手応えもなく、
素針で帰ってくる。
合わせが早すぎたのか?
とにかく、怪しい感じがする。
あれだけ浮きが入って合わせたのに、
何も手応えがない。
それも、餌が取られ続ける訳ではなくて、
残っている時もある。
オジサンが釣れてから30分経った
19時15分。
波が弱くなって、
サラシがあまり強くないタイミング。
狙いのポイントより遠くへ仕掛けを投げ込んで、
竿先は左で張りをもたせる。
2号近いオモリ負荷があるので、
仕掛けは沈みながら寄ってきて、
ちょうど狙いのポイント・サラシの切れ目の付近で、
棚設定の9m。
根を這わすぐらいで、
引っかかりながら流れるぐらいやと思う。
竿先は左へキープしつつ、
ちょっと道糸を出してから
またベールを閉めて、いつでも合わせられる体制へ。
エエ感じ。
思ってたように仕掛けが入った感じがする。
サラシに押されて、
浮きはゆっくり右へ。
それに合わせて道糸を出しては
ベールを閉める。
浮きは狙いの左手からは外れて、
正面の15mほど沖。
何か触ったかなぁー。
スススゥーーー
浮きがゆっくり入っていく。
しゃがんだ体制のまま、
竿尻をmyジュニアの近くに当てて、
いつでも勃てられる状態へ。
いったん浮きが浮いてきたかと思ったら、
水面には出ずにまた沈んでいった。
スッ
沈んだ浮きが、更に加速して沈んだ。
と、同時に手元まで来る引き。
ジュゥウウウーーーーン!!
一気に竿が激曲がりして、
道糸が引き出される。
強いけども、
体制は崩されていない。
まだイケる。
ドラグを締め込み応戦。
ギュィイイイイイイ!!
タマミほど早くはないけども、
足元へ突っ込む、重量感のある引き。
這いつくばりながら一段前へ出て
竿を横へ寝かせて根掛らないように止める。
すでにかなり足元の磯際。
でも根掛かってはいない。
ゴリ巻く。
根にやられたら、ハリス20号でも切れる。
さらにドラグをキツく締めてゴリ巻く。
バシャバシャ!!
うっすら見えるシルエットはデカイ。
そして、サラシが強くなって、
タモ入れは難しそう。
抜けるか?
重すぎて、これはさすがに無理な感じがする。
サラシが弱くなるまで、
水面に浮かせたまま待つ。
そしてタモを投入。
ノーライト3回目にして、
やっとタモには入って、
重量感が手元に来た。
グッ
前回・前々回と同様で、
足元の貝やらでタモが引っ掛かって、
持ち上げられない。
また、ヌンチャクを錬成しそうな感じ。
ちきしょー。
竿を磯に置いて、
もう1段前に出て両手でタモ。
取れねぇ。
魚が重いので、
ちょっと浮かせようとしても、
斜めの滑り台上になっているので、
ほぼ浮かない。
強めの波が来た。
今しかない。
そう思ったときに、
無意識でライトを点けて足元のタモを照らした。
波が引くのに合わせて緩めて
磯際の貝類からタモが外れて海へ。
そこで一気に引き上げる。
必死です。
ヒィーヒィー言ってます。
重たい。
クエ・自己計測で63cm!!
針がギリギリくちびるに引っ掛かってる状態で、
簡単に外れました。
針が小さすぎた感じ。
もっと大きければ、
しっかり刺さってくれてたのかも。
クエ針ってかなりデカイですけども、
やはりそういう意味もあるのかなぁーと思わされました。
ここまでの
モゾモゾで針掛かりしないのも、
針が小さすぎてダメな状態だったのかも知れません。
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フカセ釣り仕掛け
竿:シマノ ベイシスBG5号
リール:シマノ 20ストラディック8000PG
道糸:PE6号
浮き:沖縄SP 2号
オモリ:サルカン1/0+ガン玉5B+2B+2B
ハリス:船ハリス フロロ20号・3mサルカンでつなぐ
針:タマン太軸 20号
刺し餌:キビナゴ塩漬け・ヒイカ(イカピン)
撒き餌:イワシ・生オキアミM・4倍こませチヌ
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ただ、針が大きくなるならば、
刺し餌ももっと大きいのを使ったほうが良いかとも思ったり。
キビナゴって小さい餌ですもんね。
クエをスカリに入れてから、
身体がフラフラして、息も上がったままなので、
長めの休憩を取ります。
時合いなのかもせんですけども、
ここで去年の70cmオーバーのタマミレベルが来たら、
マジで殺されそうなので、
独りきりやし、安全に安全に。
波がさらに強くなってきた状態で、
もう帰ったほうがエエんやないか?と
思い始めます。
刺し餌も残る。
と、続けていたら、
微妙なるモゾモゾ。
怪しい・・・?のか?
浮きの微妙な沈みに対して合わせ。
ジージージー
夜のセミ。
そしてまた夜のセミ2匹目。
セミが鳴くなら、
もうだいたいアカンです。
波も強くなっているので、
撒き餌をドカ撒きして、
魚の飼育です。
22時前に撤収。
対岸の釣り師さんは、
ブッコミの合間にウキ釣りもしていたようで、
こちらにブチ切られたと思われる浮きが流れてきましたが、
何か大物にやられたのかもせんですね。
夜釣りモンハンにおいては、
僕のような浮きフカセにしても、ブッコミにしても、
規格外のむちゃくちゃな大型・モンスターが
食ってくることがあります。
僕の仕掛けは
道糸:PE6号 ハリス:フロロ20号でしたが、
それでも細すぎるってぐらいの
むちゃくちゃな魚もおります。
仕掛けをもっと太くすれば、
根ズレでもある程度は闘えるんでしょうけども、
切れてくれないので、
海に飲み込まれる危険性も高くなります。
魚の命を頂くわけなので、
自らの命をかけるのも当たり前ではあるんです。
遊びですけども、
それぐらい危険な釣りです。
そんな事もあって、
人に薦めるには、なんだか気が引けるんですけども、
僕は凄く面白いと思っています。
命かけてでも、
真っ向勝負するなんて、
いまの世の中にはあまりないですから。
そして、その勝負の勝率を上げるために、
ライジャケも着るし、立ち位置を考えるし、
天候・海況・実際の波ウネリも常に観察して判断する。
でも、その判断が間違ったら危険。
僕の友人は、
ヤエンの夜釣りで、大波に飲まれて未だに行方不明のままです。
アオリイカに殺られた訳ではなくて、
突如あげてきた大波ウネリに撤収の判断が出来なかったし、
ライジャケも着ていなかった。
11月中旬の事です。
予報を信じていて、
撤収の判断が出来なかったとも思えます。
釣りブームが来ていて、
釣りガールも増えました。
夜釣りモンハンについても、
気軽に挑戦する人が増えてきているように思います。
スゴイ面白い釣りなので、
挑戦した方が良いとも思うんですが、
命かけてるって事も、
考えて欲しいなぁーと思ったりラジバンダリです。
写真には映ってないですが、
星がキレイでした。
死んだら星になる訳ではなくて、
死んだら会えなくなるんです。
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釣り人に読んで欲しい 以前に書いたブログ:
「海中に落ちた人を見つけたら
迷わず救助開始すべき」
http://penginzu.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-2e67.html
※釣りをする際は堤防でも磯でも、
必ずライフジャケットを着用して欲しいです
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