南予風鯛めし2021・第1回目
2021年3月6日に釣れたマダイ45cm。
尺アジ狙いのフカセで、
たまたま釣れたマダイです。
マダイが春の産卵のために浅場へ来るという修正があるようでして、
それを4-5月の朝・夕間詰めタイムに
堤防や磯から狙うというのが、
ここ数年の僕のこの時季やりたい釣りのひとつだったりします。
僕は船酔いがひどいので、
船からの深場でのマダイ狙いは不可能でして、
だからこそ、
この浅場へ来る時季に狙うというのもありますし、
浅場で掛けたマダイが
疾走するのを獲るのがオモロイ釣りでもあります。
そして、今回は、
まだ早いかなぁーと思いつつの、
この3月上旬の釣行で、
たまたま釣れたマダイ。
マダイで一番食べたいのは、
南予風鯛めしですので、
さっそく作ってみました。
題しまして、
「南予風鯛めし2021・第1回目」です。
第2回はないかもせんですけど。
なかなか釣れないので・・・。
ざっくり書くと、
丼に刺し身と薬味をもって、
タレぶっかける卵かけご飯ってだけです。
が、いちおう詳細まで書いていこうと思います。
これで丼2杯分作りました。
①下処理・捌く
釣り場でしばしスカリで落ち着かせた後、
絞めて、エラを切って血抜き。
そしてウロコと内臓を取ってから
持ち帰ったマダイです。
卵はいちおう持ってましたが、
3月だからなのか、
かなり小さかったです。
3枚卸し&兜割りなどしましてーの。
アラは煮付けにしたいので、
でかい頭は兜割りにしたわけです。
今回のマダイは、
内臓にいくらかヘドロらしきもあったので、
腹骨まわりは使わないでおきました。
ニオイは特に気にならなかったんですが、
念の為。
それ以外のアラについても、
特に嫌なニオイはないので、大丈夫そうです。
アラの煮付けについては、
別に書くとしまして、
身のほうを勧めて行きますYO。
最近、包丁研ぐのを怠けてるので、
切れ味的にナンギしましたが、
なんとかまぁまぁ引けました。
皮と身の間に、
脂がのってる魚って多いと思うので、
やはり上手く引けた方が、
魚のコッテリのほうを味わえるとも思いつつ。
ボチボチまた包丁も研ぎ直そうと思います。
中骨に沿って、
身に入っている小骨部分も
切り取って、身を柵にします。
ウロコとかヌメリとか付いてると、
嫌な感じがするので、
最近、僕は刺し身にする前に、
チャッと水で柵を洗うようにしています。
そして、キッチンペーパーで
水分を拭き取り、
もちろんまな板も洗って、
水分を拭き取ります。
どういう切り方が良いかなぁーと
平造り・そぎ造りと両方やりましたが、
その後に食べた感じでは、
少し薄く切るそぎ造りのほうが、
良かったです。
薬味も準備しまして、
海苔の細切り。
生姜の細切り。
小ネギの小口切りです。
②タレの準備
同時進行で、アラの煮付けも作っておりまして、
その味付け前のアラだし汁をお玉で一杯、
この鍋にとりました。
あとはかなり目分量ですが、
濃口醤油大さじ6・みりん大さじ3程度という、
醤油が2倍ぐらいの感じで
ジョボジョボと加えて、
火にかけて沸騰させ、
そのまま1分ほどキープして煮切ります。
アルコールのニオイを飛ばすのと、
まろみが出るって感じです。
あとはそのまま鍋を放置して、
熱を飛ばします。
あんまり熱いと、
生卵溶いたときに固まってしまうので。
ついでに、
もう粗熱がとれてたので、
卵黄も2つ入れました。
あとで食べた感じでは
3つの方がよいぐらいのバランスでしたけど。
卵黄を溶いてから、
器に移し、
丼には白飯と、
マダイの刺し身、その他の薬味を盛り付けて完成です。
師匠に、卵黄は、丼のほうに
割らずに持ったほうが良いと言われたので、
次回はそうしてみようと思います。
そのほうが、もっと見栄え良さそうですし。
そして左のタレを右の丼にぶっかけて
あとはひたすら掻き込むのみ。
旨ぇわ。やっぱり。
味わいとしては、
卵かけご飯の豪華版であり、
マダイの漬け丼のような感じもしつつ、
甘めのタレが
この卵かけご飯とマダイに
ちょうどエエー感じに絡まってくれます。
今回は砂糖は入れてないですが、
ミリンの甘さと、
濃口醤油が「美味しょうゆ」という南紀田辺での
甘めの濃口を使ったため、
より甘さと濃さがマシマシになっています。
田辺のスーパーとか、
南紀でのお土産物屋・直売所などに売っている醤油です。
いま思えば、
愛媛県の松山に住んでいて、
お店で定食でも頼めば、
甘めの味噌汁が出てきたように思います。
松山豚骨ラーメンもごっつい甘かったし、
僕はそんな甘めの味付けが
嫌いだったんですが、
この愛媛県宇和島を中心に
存在する「南予風鯛めし」では、
甘めなのが、美味しい。
と、感じてしまいます。
醤油ラーメンでも
甘めなのは好きではないのですが、
なんかコレは好き。
マダイがホックリするというか、
なんというか。
2年前の南予風鯛めしのブログ↓
作ってよかった「南予風 鯛めし」かきこむ幸せ
http://penginzu.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-419377.html
思えばですが、
マダイが釣りたいのに釣れなさすぎて、
道糸とハリスと身体をグルグル巻きにされる夢を見て
うなされた思い出があります。
釣りの腕は微妙に上がってるぐらいなんですが、
何はともあれ、
今年も釣れて良かったです。
マダイはロマン魚なので、
堤防・磯からはそうやすやすとは釣れないんですが、
あわよくば、もう一匹狙いたいところです。
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釣り人に読んで欲しい 以前に書いたブログ:
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迷わず救助開始すべき」
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※釣りをする際は堤防でも磯でも、
必ずライフジャケットを着用して欲しいです
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