東北大震災から学ぶってのが、どういう事かを改めて考えてみました
2011年3月11日の東日本大震災から
10年が経った今日2021年3月11日。
あらためて東日本大震災の情報を調べてみています。
死者・行方不明者は
現在で2万2000人らしいです。
そして、その理由の9割ほどが、
津波での溺死との情報があったと。
つまりは、
地震の揺れでの死者よりも、
その後の、津波から逃げ遅れての
死者の方が大多数ということになります。
地震よりも津波のほうがずっと危険と
言うことになります。
僕が住む和歌山県田辺市でも、
いつ来てもおかしくないと言われる
南海トラフ地震なるものがあり、
震度7で、沿岸部で10mを越える津波が来ると
予想されているようです。
地震は怖いし、津波も怖い。
でも、考え方次第では、
なんか、スッキリするなぁーと思ったんです。
心配しすぎても意味が無いし、
何もしないなら他人に迷惑をかけるということです。
まず、地震の揺れでの
物が落ちてきたり、建物が崩壊することへの対処。
建物の構造としての
耐震基準は、以前よりも上がっているので、
家の中のタンス・食器棚・家電などが、
むやみに倒れないように工夫をして、
寝室にはそういったものを置かないようにすれば、
これはかなり危険性は前もって下げておける話しかと思います。
山崩れ・地盤崩壊については、
やはりある程度しか耐震構造が上がるものでもないので、
警戒はかなり必要なはずです。
それよりも何よりも、
怖いのは津波であるんですが、
津波は場所にもよりますが、
すぐに来るものではないことが多く、
2分~15分程度は逃げる時間がある予測です。
僕の住む田辺市沿岸の
海まで徒歩1分の場所では到達まで15分程度のようですが、
あくまで予測なので、実際はどの程度になるかは
もちろん分かりません。
いずれにせよ、重要なのは、
・地震の揺れている間は
頭部や身体を負傷しないように守ること
・地震がいったん収まり、
津波予報があれば、なるべく早く
高台へ避難すること
が、重要となる訳です。
教科書に出てくるような回答なんですけど、
まず、何より怖いのは津波。
津波から逃げるには、
身体が動かないことにはミッションインポなので、
身体が動く状態を維持するってことです。
インポでない状態を維持するってことです。
と、それに踏まえて重要な点ですが、
・すぐに持ち出せる震災対策の荷物を
準備しておく
・高台への避難経路を
先に確認しておく
ということで、
いつ来てもおかしくないなら、
先にこれぐらいはやっておけるってことです。
田辺市は完全なる平地ではなく、
ところどころに小さくても山があるので、
そこへの避難経路を考えておくだけでも、
かなり違うのではないかと思います。
そして、いざ避難できても、
そこに生活物資があるかも分からないので、
各々が荷物をリュックなどにまとめておくと、
より多くの人が飢えることなく避難が出来ることになります。
と、まぁなんとも教科書的な
普通の話しなんですが、
意外とやってない人もおるのかもせんと思い、
書いてみた次第です。
さておき、
東北大震災からもう10年も経つのですが、
福島第一原発の影響で、
いまだに帰宅困難地域として、
広く地元に帰れない場所があります。
双葉町・大熊町・浪江町・富岡町では、
10年も経っているのに、
未だに継続中です。
当然これは、
原発による汚染が消えないという理由があります。
そんな今でも、
原発を稼働させたほうが良いとして、
発言している人もいて、
僕はそれでも良いとも思うんです。
ただし、その発言をする人は、
最低限として、
原発の隣に済んでもらう必要があると思っていますが。
福島第一原発の隣には、
いまはまったく移住することは出来ないので、
何も被害の出ていない、
日本各地の原発の隣に引っ越すだけで良いので、
それをやった末に言わないと、
何も発言に力がないと思ってしまいます。
というか、
無駄にデカイ送電線を引く必要が無いように、
東京湾に原発作ったら解決です。
なんて簡単な話しでしょうね。
震災だけでなく、
外国からのミサイルでも
簡単に汚染地域に出来る話しでもあるんですけど。
この故郷を消したいとは全く思わないですが、
人間の力で制御出来ない力を扱うというなら、
それなりに犠牲を、
その地域でも持たねばならぬと考えます。
原発が建設された地域の人々も、
それぞれにその故郷を消したいとは思わない訳ですから。
それにしても原発賛成派は、
地方に住む人々は犠牲にして、
都市部が生き残れば良いって言えば
まだ、なるほどねっと思うんですけど、
それさえも言えない人が、
僕が知る限りでは多いように思います。
そして現在も、
福島第一原発では減ったとはいえ、
毎日140トンほどの汚染水が出て、
それを溜め込み続けているそうです。
そして日本では、
国の排出基準の40分の1に海水で薄めて、
福島の海に流そうという計画があるんですが、
地元からは風評被害を恐れて、
それをやめてほしいという声が上がっているようです。
僕はこのニュースを見て、
スゴイ簡単な問題だなぁーと思ったんですが、
東京湾・国会議事堂周りに、
その安全とされる濃度の汚染水を流せば良いだけです。
安全に配慮されたものなら、
それぐらいは何も問題がないはずです。
そもそも福島含めた東北の原発ってのは、
東京・首都圏の電力を作るためのものであるので、
その荷物を背負うのも当然かと思います。
でも、それをやるには、
東京都民・首都圏に住む人からの
反発を抑えねばならない・・・
と、言うのなら、
安全とは確実に言い切れないのか、
それだけの規模の風評被害が発生するってことです。
そしてそれをまるごと
福島という田舎・地方を犠牲にしようって
はっきり言ったら良いんと思うんです。
そもそも、原発建設計画時に、
それに反対しきれずに、
お金を貰うかわりに受け入れた地域ってのがありますので、
そこをハッキリ言わないといけない。
僕が住む和歌山県には誇るべきことがあります。
過去4度に渡る原発建設の計画がありながらも、
すべてを中止にし、
現在は原発がひとつも無いということです。
和歌山県田辺市に移住して、
10年も経たない僕が言うのも何なのですが、
これはスゴイことです。
立地的には
大阪含めた京阪神地域の電力を安定供給するために、
良い場所である和歌山でして、
小浦・阿尾(中紀)
日置川・浦神(南紀)
で、計画があったようですが、
それを見事に断る判断をしているのです。
もちろん賛成する住民もいただろうけど、
反対住民の方が上回ったようです。
莫大なるお金が貰える話しがあっても、
地域と人々と海を守ったという事だと、
僕は解釈します。
素晴らしき和歌山。
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釣り人に読んで欲しい 以前に書いたブログ:
「海中に落ちた人を見つけたら
迷わず救助開始すべき」
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※釣りをする際は堤防でも磯でも、
必ずライフジャケットを着用して欲しいです
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