激渋釣行・ババさんの前編
2021年1月31日 日曜。
前日よりはもっと北西風は弱くなり、
4-5m予報。
もう遠投でリベンジどうこうを考えなくなって、
それよりも遠投で流してグレを釣るってのが、
オモロイと思っている。
なので、すさみのディープフィシング地磯へ行くことにした。
あんまし風が強いと、
高場での遠投が無理になるけど、
まだなんとかなるかも?という考えです。
ちょっと寝坊して、
なんとか6時に駐車ポイントへ到着。
タケちゃんはリール忘れて、
家に取りに戻っているようで、
一人で高場を抑えるために降りていきます。
ブーールル
なんだか渡船らしき音がしていて、
森を出て見てみると、
予報よりも早く渡船がこっちへ向かっている。
それも、
他のポイントにはあまり立ち寄らずに、
そのままディープフィシング地磯へ向かってくる。
あぁーアカン。
高場取られるわ・・・と急ぐも、
真っ暗で足元悪いので、
コケたら怪我するの必須の場所なので、
落ち着いて岩場を降りていく。
そしてまんまと、
狙いの高場は占拠されて、
その一帯も全部先を越された。
土曜よりも、この日曜のほうが
天気が良い予報で、
釣り人が多いと思ってたけど、
沖磯行くのもやはり多いのかも。
仕方なくまた難所を戻って、
もうクタクタ。
せめて、手前の右手ポイントは入りたいと
息切れの30秒休憩を挟んで
なんとか到着。
2番船らしきもやってきたので、
ギリギリだったかも。
普段僕が高場へ入ってるときは、
この場所に渡船がつける。
山をまた登って、
別の場所へ行くほど体力はないので、
なんとかポイント確保出来て良かったってやつ。
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フカセ釣り仕掛け
竿:NFT 翔磯 1号 530
リール:シマノ ハイパーフォース C3000DHG
道糸:シマノ ファイアブラッド ZEROサスペンド ナイロン 1.5号
浮き:Tフェニックス M-0
→ハンター 0
→斬獲 00(ボロボロ)
→全誘導XT 00
ハリス:スーパートルネード 1.5号 3m道糸直結
針:ひねりグレ 7号
速掛けグレ 4号
刺し餌:自家製加工生オキアミM・生オキアミM
撒き餌:生オキアミM・米ぬか・パン粉・ド遠投
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タケちゃんに
ドゥ遠投エエよっ!
と教えて貰ったので、
今回は米ぬか・パン粉にドゥ遠投を混ぜてます。
風が強いときや、
遠投をしたい場所では、
良いらしいですが、
ホンマに良く飛んでくれました。
他にもいろんな遠投餌あるけど、
ドゥ遠投が、たしかにドゥな感じです。
潮はほぼ止まっていて、
上潮だけ風に押されてか、
微妙に左へ。
足元のサラシも一応探ってみるも、
サラシの力分だけ沖へ出たらほぼ止まってるし、
餌も残る。
サラシの切れ目に
潮目は見えるけど、
たいして潜るわけでもなく、
弱い。
なら、やはり遠投試すしかないっしょ。
出来る限りの30mほどの遠投で、
撒き餌を被せて、
ほとんど流れないけど、
道糸を送る。
しばらくして何も反応がなくて、
追い打ちでまた浮き周辺に少量の撒き餌。
なんせ、流れてないので、
竿先の道糸もたるみがち。
サラシを習性するようにまた張り直して、
仕掛けに誘いもかけるイメージ。
もう浮きは見えない。
朝日の逆光もあるし、余計に見えない。
海面にある竿先だけボンヤリ見ている。
昨日の疲れもあって、
なんだか眠いなぁー。
グンっ
竿先を持っていったので、
合わせ。
グッ!
1秒KOのチモト切れ。
まぁ、どうせグレではないわなぁーと思いつつ、
魚の顔は見たいけど、
この仕掛けでは瞬殺。
もっかい同じように流してみるも、
またまた餌残り。
間もなくしてタケちゃん到着。
余裕で早く出発してたのに、
リール忘れたのに気付いてテンション下がってたらしき。
立ち位置よりも高い場所から
撒き餌をして、
潮の流れて魚の有無を観察している。
グレ見えたぁーるよ。
えっ!?
ホラ。出た。
見えないっす。
タケちゃんの偏光貸して貰ったけど、
やっぱり僕には見えなくて、
一瞬だけなにかの魚影が食い上がったのが
見えたぐらい。
海中を見えるレベルってのが、
やっぱりフカセでのかなり重要なことなんかも。
グレが見えて、
タケちゃんのテンションが上がる。
僕もそのグレの場所の詳細を教えて貰って、
そこを狙ってやってみる
が、なんだか撒き餌がサラシによって、
刺し餌とズレてる感じ。
どこへどうやったらエエんやろなぁーと
試していると、
8時半前。
開始そうそうにタケちゃんの竿が曲がります。
そしてすぐさま
またイサギを2匹目を追加。
サイズアップの35cmぐらいのサイズ。
僕はというと、
まったくの餌残りで、
何も起きない。
潮の変化を探したり、
風も強くなってきたので、
ガン玉G5を足して
馴染みやすくしたりとやっているけど、
なんとも分からん。
予報とは違って、
どんどん風が強くなってきて、
横風北西の10m越え。
浮きも撒き餌も飛ばないし、
潮は動いていなくて、
上潮だけ滑っている。
そのなかで、
浮きよりも上潮すべった先の左手に
撒き餌を横一直線に撒いてみたり、
タイミング変えてみたりするも
何も良い反応がない。
試してみようとハンター 0へ変更。
安物の浮きやけど、
こいつはものすごい飛ぶ。
でも、撒き餌がまったく届かないし、
意味ねぇーー。
道糸の修正も
やってみるも、
どんどんと浮きが手前の足元へ寄ってくる。
もはや、潮も当てて来てるってやつ。
どうすべぇーなぁ。
タケちゃんの方は餌残りが多くて、
それでもときどき取られるみたい。
とにかくチャンスを待つ。
渡船で来た人も
竿を曲げてなくて、
もはや休んでる人もおる。
風強くなりすぎて、
心折れてるんかも。
場所移動する人も多い。
みんなよっぽどアカンのかな・・・。
12時前。
何も起きないまま、
ただ、遠投や足元や、サラシの切れ目も探り続けて、
何も起きなすぎて、
もう疲れたし、眠い。
ウトウトしながら、
竿先を見ようと思いつつ眠い。
撒き餌が届く範囲で遠投して、
そこから流していたら、
グンっ!
合わせ。
グゥウウウウン!!
ここまで当たりがなくて、
やっとまともなサイズのはずなので、
どうにか獲ろうと慎重にやりとり。
もっと竿寝かして!!もっともっと!!
思ってたより、
かなり僕は竿を立てすぎらしい。
左へ倒してっ
はいっ
逆に右へ倒してっ
はいっ
タケちゃんの直々の竿捌き指導に、
なんとかついていけるように。
バラさないように。
左下足元の根に入ろうとしたら、
右下に竿を突っ込むぐらいにして
横に引っ張り出す感じ。
やっと海面に魚が見えたら、
白い感じ。
あ、ババさんやなぁ。
が、このババさんの
海面近くにきてからのツッコミが強くて、
ハリス1.5号ではなんとも危ない。
ババチョップに油断したら殺られる。
なんども足元で突っ込まれながら、
最後はタケちゃんがタモ入れしてくれて、
取り込み成功。
ありがとうございまーーす!
なんとか切られずにやりとり出来たみたい。
竿捌きについて、
足元に魚がいるのに竿を立てすぎたり、
右左の振り方が分からんかったり、
竿をもつ左腕がキュウクツだったり、
糸出しすぎだったり、
と、タケちゃんに教えて貰いました。
ありがたや。
これがもっと出来たら、
不用意なバラシも減るはずやし、
もっと自在に竿を捌けるようになりたいなぁー。
竿の使い方重要。
柔らかい竿。
硬い竿。
立てすぎない。
後編へ。
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「海中に落ちた人を見つけたら
迷わず救助開始すべき」
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※釣りをする際は堤防でも磯でも、
必ずライフジャケットを着用して欲しいです
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