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2019年2月15日 (金)

ボラ飼育日誌②冬の太陽の暖かさに包まれて冬

2019年2月11日 月曜祝日の後半戦。

すさみ町マキコ地磯の
ノーズ・オブ・マウンテンにてボラへ餌やり飼育。


朝には少なかったが、

12時頃には、
見渡す範囲一面がボラ。


いまこそボラの生態を観察するチャンスです。





特に、20mほど先の潮目部分には、
水面が波打つほど大量に溜まっており、

撒き餌を打てば、
そこへ突進して、撒き餌に群がる。




撒き餌1発目に群がり、

少し離れた場所に2発目を打てば、
すぐにそこへ突進。



7-8匹が一つの群れとなり、
撒き餌が下へ沈む前に
すべて食べつくして綺麗にしてくれる。


餌のやりがいがあるなぁ~。




3発目・4発目と続けて打っても、
すべて食べきってしまう。





撒き餌の中に仕掛けを入れれば、
浮きにシモォ~と当たりが出て、

合わせるとボラが釣れた。


下に突っ込むような動きもするボラで、

とても元気でグングン泳ぐ。




調査の1匹目は完了。

丁寧にボラの動きを観察しつつ寄せた。





まもなくボラ2匹目。

やはり撒き餌と刺し餌を単純に合わせれば、
簡単に食ってくれる。

それほどボラは食欲旺盛で、
お腹を空かせているのだと分かる。



撒き餌を大量に打つほどに、
ボラもより沢山寄ってきてくれるので、


刺し餌に食いつく確率も
上がると思われた。





ボラの下にも、
また別種のボラがいるかも知れないので、

仕掛け変更。



GTR L-Bで全誘導。
潮受けゴムは-B。


ハリスは2号から細めの1.5号。
針は先行させるため、
重ための沈め探り6号。






撒き餌よりも沖へ仕掛け投入し、
深く沈んでから撒き餌地点へ来るように意識。




まもなくしてボラ3匹目。

かわいそうに、
頭に怪我をしているボラ。




ケンカしたのか、
心無い釣り人が、

逃がす時に磯へ叩きつけたのか。




狙いはグレで、
ボラが邪魔でも、

傷めつけて気が晴れるものでも無いと
僕は思っている。


ボラが悪いわけではなく、
その釣り人の腕が悪いのだ。




その次の一投で、
またもやボラ4匹目。



腕も痛いけど、
それだけボラにはパワーがあるって事。

ボラが元気で、
飼育員としての誇りさえ感じる。





15時。

あえてもあえて、
ボラが見えない左手の内湾へ、
撒き餌2発と仕掛け投入。

流れに乗せつつ沈めて右へ。




30秒ほどしてから
撒き餌に気付いたボラたちが、
左手の撒き餌ポイントに集まったが、

すでに仕掛けはそれなりに沈んでおり、
おそらく無傷。


そのままゆっくりゆっくり、
正面足元のキワへ流し込んでいく。



浮きを見つけてか、
その浮きの場所にボラたちは集まるが、

あぁー餌ないのかよぉ。と、
また離れて、またやって来て。



正面のキワへ仕掛けが到着する前に、
そのキワへ撒き餌2発。




ボラたちはもちろん
撒き餌を元気よく食べるけど、

なんとなく撒き餌は
下へも少し沈んだような…。





刺し餌もまだ残っているかも?と、
そのままキワにいるボラを待つ。




グイ!!
ギャガガガガ!!




一気に浮きが消しこみ、
そのまま左の沖へ疾走。





1m越えの伝説のボラ来たか!?と、
レバー逆回転で道糸を放出しつつ、

竿でためようとする。





ガガガガガガガガ



グッ





5秒でKOされた。

ボラとは思えないほどの
伝説のボラの疾走。



飼育員としてだけではなく、
ひとりの人間の好奇心として、

そんな、確かに手元に残る振動と、
実在する伝説に心まで震えた。





バッキャロー。
なんでこんな時にハリス1.5号使ってるんだよ…と、 反省した。




3号に変えた。




同じように左手の内湾から
正面キワまで流すと根掛かり。

潮の流れも弱くなって、
沈みすぎたのかも知れない。




まもなくしてボラ5匹目。

ツッコミ激しく、
丸太のように太いから、
成長を嬉しく思う。





ここまで各方面を狙って、
ボラの動きを見つつ、

伝説のボラも見てみたいと奮闘している。





正面のハエ根のキワ狙い。

撒き餌を連発すると、
相変わらず突進して撒き餌を食べるボラたちだが、



ときどき群れが別方向の撒き餌に気を取られた際に、
撒き餌が食べ残されて、
沈むことがある。





それを何度も繰り返して、
そのハエ根のキワを狙っている。





グイン



明確に浮きが消し込んだ後、

ボラとは違う引き。




足元のハエ根にいったん潜られるも、
立ち位置を前に出て、
竿を曲げて待っていると出てきた。

ハリス3号なので強気だった。




サンノジ45cm。





表面を触ってもニオイ無し。




ひさびさにサンノジを試食してみようと
捌いてみると、

お腹に大量に脂があって、
めちゃめちゃ臭かった。



海水にしばらく浸けてみたが、

ニオイは取れず、


持ち帰らずに海に還した。




地磯へ持ち込んだボラの餌を撒ききった頃には、
小雨もやんで、夕陽が出てきた。

ボラたちが喜んで、
こんなしがない飼育員にも、

感謝の気持ちの綺麗な夕陽を
見せてくれたんだと思う。





浮きを撒き餌で包むと、



ボラと優しさが包み込み、



最後に僕は暖かい夕陽に包まれた。




伝説のボラには、
いつか会いたい。


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コメント

生態調査お疲れ様ですw
秋頃は群がるボラにさえ掛けられなかったのに、今では簡単に掛けられてしまいます。それどころか、仕掛けが沈んでからでも掛けてしまうので、ボラが馬鹿になったのか、グレの必中仕掛けが非常にマッチしているかのどっちかですよね。

串本大橋は浅海交差点付近の船着場での結果ですけど、水温が上がったからかリリースサイズのコッパメジナが大量でございました。全部リリースしましたがw 26cmを一匹だけお持ち帰り^^

それと串本ボラ(笑)を初ゲットですね。ほぼ60サイズを2匹掛けましたけど、走る走る!横島とイソギのが緩慢だったので面食らってしまいました。2匹で済んだので楽しめましたが、5匹はちょっと・・・大変ですね。

投稿: さんインチ | 2019年2月15日 (金) 午後 10時44分

最後までは涙で読めませんでした。
飼育日誌というよりも感動ドキュメンタリー・・・ああまた涙が。

投稿: | 2019年2月15日 (金) 午後 11時42分

さんインチさん>
最近のボラの勢いと、パワフルさは
スゴイっすよね(^o^;)ヤーメーテー
って、言っても止まってくれないですし…。

串本堤防調査お疲れ様でした(`・ω・´)ゞ
あの場所でコッパグレ沸いてるとは
意外も意外です。
貴重な情報ありがとうございますm(_ _)m

ボラのヒット率については、
僕もよく分からないですが、
オキアミをボラが食べる率が増えたのと、
当たりに持ち込む仕掛け作り、
操作ではないかと思います。

つまりは、
腕とボランティア精神の向上かと思うっす( ^ω^)ノ

投稿: スー | 2019年2月16日 (土) 午前 03時49分

二個目のコメントの方>
なに言ってんすかっ( =^ω^)ウォーイ

書きながら
ちらほらボラの飼育員設定忘れつつ、
グレ狙ってるクセに
ボラばっか掛けるダメダメな釣りの話しですよ。

グレ釣りたいよー( TДT)

投稿: スー | 2019年2月16日 (土) 午前 03時55分

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