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2017年11月25日 (土)

海中に落ちた人を見つけたら 迷わず救助開始すべき

海へ転落は、
釣りをしてる以上、発生しうる事です。



もし友人や、近くにいた釣り師が、
海中に浮いているのを発見した場合、
考えうる対処方法を書いてみようと思います。


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他の危険対策ブログリンクも
見て頂きたいので張ります↓
海中に転落した際の対処・
まずは仰向けに浮いてパニックにならないことが大事


磯の夜釣りの危険・対策をまとめます
http://penginzu.cocolog-nifty.com/blog/2015/05/post-fc0d.html 

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「誰かが海へ落ちて浮いているのを発見した場合」



①<絶対に飛び込まない方が良い>


映画やドラマで、
よく溺れる人を飛び込んで、
無我夢中に泳いで助けるって話しがよくあります。


実際にも、川で溺れる子供を助けた人とか、
美談として再現VTR交えて、
ニュースやワイドショーで取り上げられたりします。






「人が溺れてるんだぞ」



「自ら飛び込んで助けなきゃ」



「飛び込まなきゃ見捨てたことになる」






そんな事はないです。

飛び込まない方が良い。


飛び込んで助けられたなら、
それは良いことですが、
あまり、ちゃんと取り上げられないニュースもあります。





「釣りをしていた親子の子供が海に転落」



「助けようと飛び込んだ父親はそのまま力尽き」



「二人の遺体が発見されました。」





コレはニュースではサッと流されて終わり。

ワイドショーでドラマ仕立ての映像が
作られるはずはありません。

ただただ辛いだけ。
ただただ人が多く死んだだけ。

ましてや、飛び込んで助けられた方が、マレと思います。




息を止めたままお風呂で限界まで潜れば分かります。
とにかく呼吸がしたい、
でも出来ない。



さらには泳げる体力は無く、
抱きつくしか無い状態となります。


二人分の体力を持って、
暴れる人を抑えて浮かんでいられるか。


かなり浮力のある浮き輪を、
離れた位置から投げる方が良いぐらいです。





なんだか飛び込んだ方が、
身を呈して全力を尽くした的な
そんなクダラナイことは、
実際に救えるかとは関係ないです。

陸にいるからこそ救える可能性が広がります。




②<溺れる人の見分け>

まず先に書きますが、
見分ける必要はありません。



着衣で海に落ちている。

それは数十秒後に溺れる事なので、
とにかく陸上から助けるために、
1秒でも早く行動に出ることです。




ましてや、溺れるか?というのは、
見分けが難しいらしく、

動画を調べて、それが良く分かりました。



リンクフリーか分からないので、
それは載せませんが、
「溺れる 動画」で調べれば、すぐにネットで見れます。

え?コレ溺れてるんかよ…というレベル。




特徴をあげます。


・やけに静かになる

 溺れていると叫べません。
 手を降ったりジェスチャーも出来ません。

 
 呼吸をするのに精一杯です。



 
 
・どこへ泳ぐなどの方向性もなく上下運動を繰り返す

 どこへ泳ぐことも出来ないので、
 呼吸をするために上下だけにモガイたりするようです。

 
 また、パニックであれば上下左右も掴めていないので、
 めちゃめちゃなフザケた動きになるようです。 





 
でも、そんな事は関係なく、
着衣で海に落ちれば、
浮力がなくなり次第、沈むだけなので、

「海に落ちている=救助が必要」になります。




③<とにかく浮くものを届ける>

呼吸をなるべくし易い状態にするためには、
浮力が必要です。



なので、身近にある浮くものを投げ入れます。




・ペットボトル

・空気を入れたビニール袋

・クーラーボックス

・フタをしめたバッカン

・木材

・自らの安全が保てるなら、
 自らの着ているライフジャケット




 
ちなみにペットボトル・ビニール袋は
投げる距離を出すために少し水などを入れると良いようです。




また、夜の海であれば、
溺れる人からはそれが見えにくい状況。


さらに波があればさらに見えにくい状況となります。




ケミや電気ウキなどを中に入れるか、
取り付けるかして投げ入れた方が、
見つけて貰い易くなります。




溺れるまでは数十秒から1分ほど。
なるべく早く、浮力を与えるのが重要なようです。






④<助けを求める>


近くに他の人がいれば、
一緒に救出できるよう、声がけをします。

また、118番の海上保安庁へ電話。
110番の警察へ電話をします。


実際に現場へ到着するには
かなり時間がかかるため、
なるべく早く連絡するほうが良いです。




船が到着するまで、
浮いていて貰う事ができれば、

危険な磯際を避けた、
より安全な船でのプロの救助となります。





⑤<その他の状況に応じた手段>


それらに水くみバケツなどのロープを取り付けて
投げ入れれば、
安全な位置へ誘導し易くなるかも知れません。




また、海中の人が投げ入れたものが遠くて気付けない際、
いったんロープで浮力体を回収して、
再度、海中の人よりも沖へ投入して、
近くへ引っ張って気付いて、
掴んで貰い易くなると思います。




竿や仕掛けがある程度太ければ、
浮力体を結んで投げることで、
よりコントロールをあげたり、
再投入をし易くなるのでは?と想像しました。

釣り師なら分かると思いますが、
手で投げ入れるより、
竿を使った方が、より確実に目標地点へ仕掛けを届けられます。




また、安全な位置への誘導とは、
波が打ち付けない湾や、
登り口のある堤防手すり部分・階段部分となります。



ただただ引き寄せても、
荒い磯や、テトラならば、
打ち付けられて負傷・気絶したり、
下へ引きずり込まれ易いので、
更に危険となります。

危険な場所しか無いのであれば、
ロープや糸はいったん切ってしまい、


更なる浮力体を届けるために、
次の準備をするのも良い方法と思います。





また、別の状況として、
海中の人の位置が、
5m以内の近い場所で、

打ち付けられる危険が低ければ、
タモの柄や、竿、木材などで、
静かな足元へ引き寄せるのも有効となります。





⑥<陸上にいるからこそ出来ること>


まずは浮力をなるべく多く与え続けること。


それとは別として、
海上保安庁などの船が来るまで、
海中の人がどの位置にいるかを見て、把握する事だと思います。
それによって、夜間などの発見しずらい状態でも、
おおまかな位置を伝えることが可能になり、


それにより、1秒でも早く、
船での救出を早めることが出来るようになります。







ここまでで、僕自身も書きながら思ったのは、
慌てて飛び込まずに陸上にいるからこそ、

③-⑤までの、より広い対処方法が出来るようになる
ということです。



慌てて海に飛び込めば、
ひとりで再度、陸上に上がることさえ困難となるので、

それ意外の手が使えなくなり、
かつ時間もかかるため、
その分だけ海中の人が溺死する可能性が上がります。






こんなこと気持ちは書きたくないですが、
やはり、だからこそ書いておかねばと思い、書きます。




僕の友人のW氏が波に飲まれ、
今日で1週間経ちます。


いまだ行方不明のままで、
何も情報はありません。




海中転落から3-4日ほど
捜索が行われたようです。


当日も荒れの天気・夜間により、
数時間で捜索はいったん打ち切り。




ライフジャケットを付けていれば、
気絶していても、しばらく浮いていられる可能性が上がります。




つまりは、浮いて呼吸さえ出来ていれば、
夜間の事故から翌朝の明るくなった
見つけ易い状況まで、
たどり着くことが出来ます。






でも。僕自身。

想像はしてましたが、
ここまで現実のこととして、


海の危険性・ライフジャケットの重要性を感じたのは
初めてです。





やっぱり、ニュースなど見ても、
現実の身近な人の事故は、
まったくリアリティーが違います。


海を見る目が大きく変わり、
昼釣りよりも、夜釣りが何倍も危険であると、
強く認識しました。






海や自然の力に比べれば、
人間の力は、一粒の石ころレベル。




なんとかなるだろ!?


という過信で、
ちょっと海へ転落して
危険性を知ることが出来れば良いですが、

その一回で行方不明になり、
亡くなってしまう。






僕は何度か、
ライフジャケットは絶対付けた方が良いと、
伝えた人が何人かいます。


W氏も、モチロンそうです。





それでも、ライフジャケットの悪い点をあげて、
着用しないのも、それぞれの大人の判断なので、

しょうがないと思ってます。






そこで怒っても伝わるものでは無いし、

思うようにしないからって、
殴りつけるのも違う気がします。




でも、現実に事故があると、
とにかく辛いだけ。












「人は遅かれ、早かれ、いずれ死ぬ。」

って、よくある言葉ですよね。









じゃあ、いますぐ死にたいですか?



着衣で夜の海に飛び込みますか?



駅に到着する電車に今日飛び込みますか?










違うやろ。



ちゃんとライフジェケットぐらい着とけよバカ野郎。





ここまで伝えておけば良かったと、
いまさらながら思ったりするんです。


それぞれに、それぞれの判断があるので、
後悔はしてないですが、

そんなことを思ったりするんです。

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