超簡単な尻手ロープ仕掛け作り
飲ませ釣り・投げ釣り・ぶっこみ釣りなど、大物狙いでは竿もリールも重くなり易いです。
強い竿・大きなリールを使うため、手で持って釣り続けるにはかなりの体力と筋力が必要です。
値段の高い良い竿やリールであれば、ある程度は軽量化されてますが、高過ぎる買い物。
性能良さそうですが、僕にはお金が無いのです。
僕がぶっこみ釣り・飲ませ釣り・カゴ釣りで使っている装備を例にすると・・・
竿:シマノ 遠投EV4号 520PTS = 355g
リール:シマノ アクティブキャスト1060 = 650g
合計 1005g
ましてや磯竿は5.2mという長さのため、重心の影響があり、さらに風が吹こうものなら2~10倍の重さに感じます。
なので、ずっと手に持っていると疲れるため、竿受けや竿立て、三脚に置いたり立てたりします。
大物がかかった際に備えて、魚の引きに合わせて道糸が出るようにドラグをユルユルにしたり、ベールを開けておいたりします。
あぁ~コレで大物来ても大丈夫っ♪
・・・と思ってましたが、間違いです。
魚の走りが早い場合、道糸が出る速度よりも魚の速度が上であれば竿ごと海に引き込まれます。
僕は竿ごとすべて海へ引き込まれた事があります。
それに備えたものが「尻手(しって)ロープ」です。
竿と重たいものをつないでおいて、竿が海に飲まれ無いようにするロープです。
販売している尻手ロープはそれなりに高いので、少し手間ですが簡単なので作ってしまいます。
知っている人には当たり前かも知れないですが、詳細書いてみます。
①使うもの
右から荷造り用ビニールロープ・カラビナ2個・リング・マジックバンド。
ほとんど100円ショップで揃うと思います。
ちょうど良いものが無ければ、ホームセンターで買うようにしてます。
単純にロープで結ぶだけでも出来ます。
竿にロープ結んで、もう一方は動かない重いものにロープを結ぶ。
僕ははじめそうしてました。
でも、毎回結び直したり、やり取り中にロープが引っ掛かったりして邪魔になります。
現在はすぐに取り外しが出来るようして、ロープ以外の道具も使うようになりました。
②ロープの両端にカラビナを結ぶ
ただ結ぶだけです。
カタ結びで良いと思います。
ロープは2ヒロ(約3m)が、取り回しし易いです。
③竿側の取り付け
リングをマジックバンドに通し、リール近くにグルッと巻き付けます。
リールと竿の接続部の近くで、竿先側に巻くのがポイントです。
または竿先と竿尻側をクロスして、接続部に巻いても良いと思います。
理由として、竿先が魚に引っ張られた際にマジックバンドがリールの接続部に引っ掛かり、スッポ抜ける事が無いこと。
そして万が一、竿が海に沈んだ際には最も重いリールから沈みますので、その近くにロープが繋がっている事で、引き上げ易くなります。
④セット完了へ
リングにカラビナを掛けます。
もう片方のカラビナはクーラーボックスやピトン、その他重いものにかけるか、巻きつけます。
ドラグはユルユルか、ベールを開けて置き竿にするのは変わらずです。
道糸が出ないと、結局全部持っていかれる可能性があります。
リングはカラビナを取り付け易く、取り外し易くするために使ってます。
どんな大物がくるか分かりませんので、備えあれば憂い無し。
完璧はありませんが、より安全に使い易くするのは悪い事ではありません。
常に工夫は大事と思います。
僕はこんな尻手ロープ仕掛けですが、ベテランさんはもっと工夫があるんだろうなぁと思ったり・・・。
工夫することもまた、釣りの楽しみですね。
日々、実践と工夫してます。
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